チューリップ

いくつかの原種をもとに作られた園芸品種の総称。園内では通常の開花時期（3～4月）のほか、特殊な処理をした球根を使って12月下旬から1月にかけても咲かせている。花色は赤、黄、白、紫、橙など様々で、咲き方も一重咲き、八重咲きがある。

日当たりと水はけの良い場所を好む。通常は秋に植え付けて、3～4月に開花する。品種により3月に開花する早咲き品種と4月に開花する遅咲き品種がある。翌年も咲かせる場合は、開花が終了した花茎のみを切り取り、葉は枯れるまで置くとよい。その後はそのまま植えっぱなしにするか、球根を掘り上げて風通しの良い涼しい場所で保存し、秋に植え付けるが、年々球根が小さくなるため数年が限度とされる。なお、冬に開花させるためには、特殊な処理をした株を植え付けなければならず、通常の球根からはできない。

※育て方や開花時期などはすべて船橋周辺（関東南部）を基準にしています。