昭和62年11月に市制施行50周年の記念事業として、自然の中で強い子どもを育てたい、友達を大切にする子どもになってもらいたい、そして大人も童心にかえってのびのびと遊んでほしいという願いを込め「ワンパク王国」がオープンしました。
このワンパク王国に隣接してメルヘンの丘ゾーン及び子ども美術館ゾーンが新たに整備され、平成8年10月、ワンパク王国も含めた全体区域が都市公園のアンデルセン公園としてオープンしました。
アンデルセン公園の整備にあたっては、世界的な童話作家H.C.アンデルセンの生誕の地であり、船橋市と姉妹都市で結ばれたデンマーク王国オーデンセ市の全面的な協力を受けており、様々な交流事業も行われています。
平成19年度秋には、アンデルセン公園を主会場に中核市では初めてとなる「都市緑化フェア」(第24回全国都市緑化ふなばしフェア)が開催され、併せて4つ目のゾーン「自然体験(里山の水辺)」がオープン。この緑化フェアでは、全国から21万人を超えるお客様を迎えました。
平成23年7月には5つ目のゾーン「花の城」を加え、開設当初約11haのワンパク王国は特色のある5つのゾーンからなる約30haの総合公園となり、その後も拡張を続け、現在では約38.3haの広さとなりました。
シルクハットを被ったH.C.アンデルセンのシルエットが、アンデルセン公園のシンボルマークです。
アンデルセン公園では、季節を問わず、常時150種類10万株の草花を楽しんでいただけます。「花と一緒に遊べる」と子ども達に人気の“花めいろ”のほか、大きな苞(ほう)がハンカチを思わせる“ハンカチノキ”、長い雄しべ・雌しべが猫のヒゲを連想させる“ネコノヒゲ”、真冬に咲く“チューリップ”など珍しい花の話題ももりだくさん。園内を歩いて樹木や草花を観察する「自然観察会」、 個性豊かな作品が太陽の橋の欄干を彩る「ハンギング バスケット コンテスト」、親子で手軽に参加できる「花と緑の教室」なども開催。園内の樹木や草花には、樹木名板が取り付けられ、個人でも気軽に観察することができます。ホームページでは、季節の草花の開花情報や園内の花の見どころを紹介する、花と緑の見どころ情報や樹木図鑑なども公開しています。
メルヘンの丘ゾーン風車前のうずまき花壇では、様々な品種を一堂に集めた花の展示を開催。企業の協賛によるアンデルセン童話をイメージしたテーマ花壇、お勧めの品種を紹介する草花の見本ガーデンなど、季節の草花を楽しみガーデニングの参考にもなると好評をいただいています。
イベントドームでは、土日を中心に日頃の音楽や芸能の成果を発表できる「パークライブステージ」を開催。様々なジャンルの発表の場として来園されたお客様にも大きな反響を得ています。
一般から公募した、「ガイドボランティア」は、土・日・祝日にメルヘンの丘ゾーンをメーンに園内施設のご案内をしています。また園内ガイドツアーは、施設の魅力を再発見できると、お客様から好評をいただいています。「花と緑のボランティア」は、花壇の植え付けから管理、イベントの補助も行います。市民との協働により、自然を育み、施設を活性化し、愛着を感じていただける公園づくりを目指しています。
何度でも訪れたいと思って頂ける魅力ある公園づくりを目指し、幅広い年代の方が楽しめるイベントを企画しています。また、樹林地や地形を生かした自然体験ゾーンの里山の水辺で、子どもたちが自然環境体験学習の場として、田植えから稲刈りまで体験する里山団や自然観察会などを開催。子ども美術館では、企画展と合わせて作家が指導するワークショップなども開催しています。
2024.4.21 | 第15回きりがみコンクールにオーデンセ市より来賓招待 |
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2024.4.1 | 「H.C.アンデルセン賞」アンデルセンアワード出席 |
2023.8.17 | 第12回、第13回きりがみコンクール入賞者オーデンセ市を訪問 |
2023.4.23 | 第14回きりがみコンクールにオーデンセ市より来賓招待 |
2023.4.1 | 「H.C.アンデルセン賞」アンデルセンアワード出席 |
2022.12.1 | 第11回きりがみコンクール入賞者オーデンセ市を訪問 |
2019.8.16 | 第10回きりがみコンクール入賞者オーデンセ市を訪問 |
2019.4.1 | 「H.C.アンデルセン賞」アンデルセンアワード出席 |
2018.8.17 | 第9回きりがみコンクール入賞者オーデンセ市を訪問 |
2018.4.1 | 「H.C.アンデルセン賞」アンデルセンアワード出席 |
2017.12.17 | 第9回きりがみコンクールにオーデンセ市より来賓招待 |
2017.8.9 | 第8回きりがみコンクール入賞者オーデンセ市を訪問 |
2017.4.16 | 第8回きりがみコンクールにオーデンセ市より来賓招待 |
2017.4.1 | 「H.C.アンデルセン賞」アンデルセンアワード出席 |
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