やってみよう!Gardening
Vol.6 暑さ乾燥に強い一年草ポーチュラカ
 赤、白、黄色など多彩な色の花が印象的で、夏の酷暑にも負けずに、咲き続けている姿をよくみかけるこの花は、世界の熱帯、亜熱帯地方が原産。原産地では宿根するようですが、日本では冬の寒さに耐えられずに枯れてしまうため、一年草として扱われています。別名ハナスベリヒユ。日本でもお馴染みの夏の雑草、スベリヒユと同じ仲間に属しています。茎や葉は多肉質で、強い乾燥にも耐えられるようになっています。一見、同じ仲間のマツバボタンによく似ていますが、マツバボタンの葉が細長いのに対して、ポーチュラカの葉は丸いというのが特徴。どちらも、その日の天候によって、開花時間が限られるという特徴があり、昼過ぎにはしぼんでしまうものが多いようです。なお、最近では夕方まで開花する品種も多数出回っているようなので、購入の際にはこのような品種を選ぶことがポイントとなります。

鮮やかな花が特徴的。乾燥に強い。
 ポーチュラカの育て方
 ポーチュラカは日光を好むため、管理する上で特に注意することは、日当たりの良い場所で育てること。乾燥にも強いため、ハンギングバスケットや鉢植えでも栽培可能ですが、室内では光量が不足し、花着きが悪くなるため、できるだけ日当たりの良い、屋外で育てるようにします。また、条件が整った場所に地植えにすれば、株も大きくなり、花着きも良くなるため、日当たりの良い場所への地植えがおすすめ。一株が30〜40センチ程度にまで育つため、植える間隔には余裕を持って。夏の暑さや乾燥にも強く、地植えの場合、極端に乾燥した時以外は、水やりも必要ありません。鉢植えの場合は、鉢の大きさや株の大きさにもよりますが、数日に一度、鉢土が完全に乾くのを待ってからたっぷりと水を与える程度で良いでしょう。また、冬の寒さには弱く、降霜と共に枯れてしまうため、一般の家庭では秋までの一年草として楽しみます。なお、品種によっては室内に入れれば越冬する場合もあるようなので、チャレンジしてみては。
 ポーチュラカの殖やし方

 ポーチュラカはその性質上、種が出来にくく、もし、出来たとしても、交配種のため、同じような美しいものが出てくるとは限らないという特徴があります。そのため、種で増やすのは難しいといえます。一方、さし芽は非常にしやすく、指でつまんで、横に挿しておくだけでも、根付いてしまうほど。この性質を生かせば、気に入った色の株を数株購入して、さし芽で増やし、ポーチュラカでいっぱいの花壇を作ることもできます。時期は気温が上がり始めた5月以降であればいつでも可能。ただし、あまり遅くなってしまうと、大きく育つ前に秋を迎えてしまうため、5〜6月くらいに行うと良いでしょう。方法は枝先5〜10センチ程度をつまんで挿すだけ。他の植物のように、挿し芽を行った後、少しでも乾燥させるとすぐに枯れてしまうという心配はないので、極端に乾燥しない程度に水やりを続ければ、比較的簡単に発根します。発根したものは根をいためないように注意して順次植え付ければ、7〜9月は、ポーチュラカいっぱいの花壇が楽しめます。興味のある方はぜひ、挑戦してみては。

さし芽で増やせるポーチュラカ

枝先5〜10センチを切る。

  排水の良い土に挿す。

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