やってみよう!Gardening
Vol.2 春から秋にかけて咲き続ける花、ペチュニア
 鮮やかな花が株いっぱいに咲き誇るのが特徴的なペチュニアは、夏を代表する草花として、日本でも古くから親しまれてきました。近年、たくさんの園芸品種が作られ、更に人気を集めています。原産地は中南米。現在、出回っている園芸品種は、ヨーロッパに持ち込まれた原種をもとに、交配により作られ、今日のペチュニアの流れが始まりました。別名をツクバネアサガオともいい、アサガオに似たラッパ状の花を咲かせます。花の色が豊富で赤、白、黄、紫など、様々な色の品種があります。通常春から夏にかけて市場に出回り、家庭の庭先では、秋遅くまで咲き続けている姿もよく見かけます。

ペチュニアの園芸品種。園芸品種は多く、
様々な色、形のものが市販されている。
 八ンギンクバスケットに最適
 ペチュニアは高い湿度と、開花中の長雨を嫌うという性質を持ちます。そのため、花壇では特に風通しの良い場所で育てることが条件となります。その一方では、ハンギングバスケットなど、多湿になりにくい環境で育てるには最適の花といえます。購入した苗は軽くて水はけの良い土に植え付けます。バーミキュライト、ピートモス、パーライトなどを適度に配合した土がお勧め。ハンギングバスケット専用にあらかじめ配合された用土も市販されているため、これを用いても良いでしょう。植え付け後は南向きのベランダや、日当たりの良い軒下など、日当たりが良く雨の当たらない場所で育てると良いでしょう。
 開花中の手入れ

 花壇などに地植えにした場合は、ある程度水やりを忘れても平気ですが、鉢やプランターに植え付けた場合は水切れをおこしやすくなります。特にハンギングバスケットの場合、晴れた日はほぼ毎日、曇っていても2〜3日に1度は水やりが必要になります。また、長期間咲き続けるため、肥料切れにも要注意。月に1〜2回は液体肥料を与えるようにします。また、時間がたつにつれ、徐々に間延びした枝が増え、形も乱れてくるため、伸びすぎた枝を順次切り取ることも大切。こうすることにより、花数が増え、形も整ってきます。切り取った枝はさし芽にも使えるため、ぜひ、チャレンジしてみては。

 ペチュニアの冬越し

  園芸植物の中では1年草として扱われているペチュニアですが、寒さにも比較的強く、品種によっては数年にわたって生き続ける「短命な宿根草」という位置付けも出来ます。そのため、気に入った株があれば、冬越しさせて、翌年も咲かせることが出来る場合もあります。寒さに対する強さの度合いは、品種によってやや差がありますが、寒さに強い品種では霜の当たらない軒下に取り込む程度で、また、比較的弱い品種でも室内に入れる程度の加温で十分越冬可能です。室内に入れる場合は12月頃から、日当たりの良い窓辺で、水やりを控えて管理します。天気の良い日は外に出して、時々日光浴を。冬の間は肥料分も特に必要としないため、与えない方が良いようです。翌春、3月頃、気温が上がり始めるのを待って、屋外の日向に出し、通常の水やり、肥料やりを開始すれば、再び花を楽しむことができます。

ペチュニアの摘心。間延びした枝が増えたら切り取って形を整える。

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