アンデルセン童話の世界へようこそ
五感を通してアンデルセン童話の世界を体験するプログラムです。アンデルセン童話のお話を聞き、子ども達が衣装を着てアンデルセン童話の登場人物になって演じます。
2つの体験プログラム
親指姫 しっかり者のすずの兵隊しっかり者のすずの兵隊
衣装を着て、みんなで劇をしよう!
STORY
ある男の子の誕生祝いに送られたおもちゃの兵隊。古い錫のさじから作られた25人のうち、最後の兵隊は材料の錫が足りなくなり一本足でした。その兵隊は、紙を切り抜いてつくられたバレリーナの人形に思いを寄せます。片足を高く上げて一本足で立っているバレリーナの姿が、自分と同じように見えたのでした。ある日兵隊は窓から外に落ちてしまい、そのうえ子どもたちに紙の船に乗せられて溝へ流されてしまいました。濁流にのまれ、ドブネズミに追われ、最後は魚に食べられてしまいますが、偶然にもその魚が捕えられ、もとの男の子の家に戻ってきたのでした。しかし、バレリーナとの再会も束の間、運命のいたずらか暖炉の炎の中に兵隊は投げ込まれてしまいます。その時吹いた風に乗り、バレリーナも炎の中へ。二人は燃えていき、最後には小さなハート形の錫のかたまりが残りました。
親指姫
衣装を着て、みんなで劇をしよう!
STORY
チューリップの花から生まれた小さな親指姫。ベッドがわりにクルミの殻の中で眠っていたある晩のこと、ヒキガエルにさらわれ魚に助けてもらいます。スイレンの葉に乗って川を流れていく中、チョウに出会い楽しい時も束の間、今度はコガネムシに連れていかれ、森の中に置き去りにされてしまいました。一人さまよっていたところ、野ネズミの家に迎えられ暮らしはじめたある日、傷ついたツバメに出会い、世話をしてあげます。やがて隣に住むモグラに結婚をせまられ、悲しみにくれているところをツバメに助け出されて花の国に連れていってもらいます。そこで自分と姿形がそっくりな花の王子と出会い、結婚して幸せになりました。